皆さんは「みなとオアシス」という制度を御存知でしょうか?この制度は、国土交通省の中国地方整備局・四国地方整備局が発端となり、
海浜・旅客ターミナル・広場など「みなと」の施設やスペースを活用した地域交流拠点をいいます。「みなと」を、地域の方々や観光客など多くの人が
気軽に立ち寄り交流する憩いの場、いわゆる「オアシス」として活用しようというものです。地域のニーズを反映し、より地元に愛される「オアシス」とするため、
構想段階から運営・維持管理段階まで、地域の住民に参加しながら創り上げていき、それに該当する地方自治体や国が支援する『協働』事業なのです。 宇野港の場合、先日の8月6日に仮協議会を立ち上げたばかりで、若者でつくる市政研究会の「テイクオフ」が主体となって当面の活動を進めることが決定したのみです。 今年度の方針は次の通りです。 1.マスコットキャラクターの募集・活用 2.ワーキンググループの公募・活用 3.周辺の港・島嶼部との交流 |
(図.「みなとオアシス」ロゴ) 具体的な詳細事項については今後審議する予定ですが、大体の骨組みを決めてから市民を巻き込むのではなく、活動方針のみを提示して 名称や活動内容については常に皆で考えていく方向で進行させるとのことです。 本會も「宇野港の歴史の再調査」に関わる活動のアドバイザーとして参加する事になっています。9月1日より応募関係の活動を始めており、 下旬には最初の協議会を立ち上げるとのことなので、今後も随時活動内容をこのページで報告する予定です。 |
今年も、玉野市では「第11回港と地域開発シンポジウム」を開催します。但し、例年の海の日ではなく、10月2日の13時から宇野駅南側の 産業振興ビル3Fで行う予定です。テーマは「みなとオアシス」で、前半は基調講演として「みなとオアシス事業」の考案者である国土交通省の 花輪 恒氏による概要の説明、後半はパネルディスカッションで、コーディネーターに岡山商科大学の岡本輝代志氏を迎え、パネリストに花輪氏、 山根敬則玉野市長、「宇野港周辺地域再生プラン策定プラン」委員である三城誠子さん、そして市民代表として本會代表の筆者の4名で進行します。 |
(図.昨年のシンポジウムチラシ 表面 裏面) |
また、会場前では、「みなとオアシス宇野(仮称)」のネーミングを決めるアンケート投票(第一突堤内にある飲食店「クッチーナ デ ウーノ!」の食事券三千円分が
抽選で3名に当たる)や、過去の同シンポジウムの資料や宇野港と連絡船の展示、その他にも宇野港に親しんで頂く為の企画が用意されています。 もし、お時間があれば変わり行く宇野港について少しでも触れてみませんか? |
現在、宇野港で展開されている「みなとオアシス」制度登録へ向けての活動は、今年度も引き続き展開されています。この制度は、前々回の「港インフォメーション」で掲載した内容で、港を住民主体で再生し、「憩いの場」として活用しようとするものです。特に、ハード面には予算を使わず、既存施設・行事の見直し・再利用を中心に活動をします。具体的には、ワークショップ方式(※参照)を採用し、昨年度は、「宇野港の魅力再発見」「必要なサービス・情報の提供」「クルージングコースの策定」等を中心に活動しました。 今年度は、前半はクルージング実現に向けてのコース設定と付加サービスの提案を行い、後半は「みなとオアシス」制度登録に向けての運営方法について考えていく予定です。 クルージングについては、5月21・22日の「たまの・港フェスティバル」内と、夏休み企画分を考えています。「たまの・港フェスティバル」については、次回のこのコーナーで御紹介します。 |
※ワークショップ方式・・・参加者が自由に発言できるミーティング。散策やゲームなどを採用する事によって、柔軟な思考を持ち、豊かなアイデアが出易いメリットがある。 (図.ワークショップの様子) |
今年も、恒例となった玉野市のビッグイベント「たまの・港フェスティバル」が、5月21・22日に開催されます。今回は、国際テロ対策で港の使用箇所が制限される中での開催となりますが、メインの「ふじ丸(元・第十八日通丸ではない!)」や自衛艦の入港をはじめ、広場イベントやステージイベントが行われます。 さて、本會が昨年まで行ってきたミニクルージングですが、今年は「みなとオアシス宇野」のワークショップメンバーに移管することとなりました。今年のミニクルージングは「宇野港・三井造船周遊コース(継続)」「石島周遊コース(新規)」「直島散策コース(新規)」です。 |
尚、昨年まで行っていた「牛ヶ首島探検コース」は、台風16号の影響で、使用許可が下りず、一時休止となりました。 また、本會も今まで同様に1ブースをミニクルージング発券場横に設置します。今年は、展示と物販のみとなりますが、「このホームページを見た」を言われた方には、お土産を差し上げます。 その他、このイベントに関する御質問等がございましたら、当ホームページ「連絡船掲示板」に書き込みをお願いします。 |